【試験前に恐縮です】宅建をとって就職するべきなのかどうか・・・?
皆さんこんにちは。
この記事を書いているのは2019年10月6日(日)なので、宅建試験のちょうど2週間前にあたる日になります。なので、宅建に関係あることを書いてみようという気になりました。この記事は3分くらいあれば読み切れると思います。
試験について、ほぼ手を付けていない方も中にはいるかと思いますが、
宅建試験は2週間前からの追い込みでも意外と何とかなりますので、スキマ時間をフルに使って頑張ってみてはいかがでしょうか。
試験直前の勉強方法については、以前軽く記事にしておりますのでよかったらご一読くださいませ。
ちなみに睡眠は2時間くらいなら削っていいと思いますが、削りすぎないことがベターです。何故なら人は「食事」「睡眠」「ストレス」の3つのうち、2つが欠けると体調が悪くなるということをどこかで聞いたことがあるからです。
ストレスは、「宅建を受ける」というだけで、本人がそれほど感じていなくても体や脳は勝手に感じていると思うので、よく食べて最低限は寝て、あと2週間持ちこたえてくださいね。
ところで、そもろも宅建試験を皆さんなんで受けるんでしょうか?
■会社に取れと言われているから
■就職・転職に有利に働くと思うから
■そこそこ知名度があり、何かしら将来の自分のためになると思うから
■資格マニアだから 等・・・
(ちなみに私は下の2つでした。)
色々な事情があると思いますが、
毎年宅建を受けている人の8割くらいは「会社に取れと言われているから」が理由だと思います。
では実際取ったら何に活かせるのか?
考えてみました。結論はすぐ出てきました。
私は宅建を取得してから数年後に、私はこの不動産業界(売買仲介メイン)に入りましたが、
宅建の知識を活かして成し遂げたぞ!って思う場面、マジで0回説
です。
理由を簡単に・・・
■民法・税法の知識が必要になる細かいところは弁護士・税理士に聞けばいいですし(多くの仲介は提携の弁護士・税理士がいます)、提携がなくても事務所に一人くらいは繋がりを持っている人いますしね。
■宅建業法なんて知らなくても、慣習通りにやれば問題なし(契約書・重説のフォーマットは各社ありますし、大手と共同(売り買い分かれ)で仲介契約するときは大手が全部やってくれます。大手曰く、街の不動産屋の作る契約書・重説は何も大事なことをかいていないそうです。)
■法令上の制限とかは、実務では区や市ごとに違うので、役所に何回か調査に行けば大体把握できる。
…と、正直に現場で働く私の感覚を書きました。偏見はあるかもです、すみません。
ただ、試験を受ける人は応援してるので、取得するメリットをずらっと書いておきますね。(メリットはありますよ)
■大手に入社するのであれば、ほぼマスト
仲介・デべ問わず、大手は絶対入社してから(可能であれば入社前に)取らされるみたいです。落ちまくっている人も中にはいるようですが、どんどん肩身が鬼のように狭くなっていくみたいですね。(まぁ大手ほどコンプラ的に社員をクビにできないんで、強靭なメンタルを持てば宅建無しでもやっていけるのでしょうか・・・)
また、持っていれば就職・転職に有利かどうかで言えば、知りません。新卒なら持ってなくて全然大丈夫だと思います。転職組は逆にマストなのかな。知りませんけど。
■会社によって、宅建手当が毎月もらえる
宅建を持っているだけで、月々の給料に追加で5,000円~2万円ほどもらえる企業が多いです。 これは地味にありがたいかも?
■実務ででてくる単語が、なんか見たことあるぞ程度になる
何にも知らないと、なんだこれ名詞?動詞?ってなる事ももしかするとあるかもしれません。なんか見たことあるぞ、レベルになるのでそれは回避できますね。
■名刺にかける
色々な取引先と名刺交換する機会はありますが、不動産業者で名刺に宅建が書かれていない人をみると、あっ・・・(察し)となります。いちいち名刺をチェックする人ばかりではありませんが、宅建士であることは最低限の身だしなみの一つにになるからです。
■持っていれば一人で取引を完結できる。
宅建士でないと法律上、重要事項説明をお客さんに対してできないため、一人で取引を完結できない。
(これはその会社の従業員の宅建保有率に応じます。保有率の低い会社は分業制みたいな、契約以降or契約時のみ別の保有者によって行うことも少なくありません。)
ちなみに私の知り合いの働く事務所は、一人(店長)しか重説できる人がいなく、その人のスケジュールベースでしか契約の段取りを組めないので、結構面倒+恐縮らしいです。まぁ彼が受かればいいだけの話なんですけどね。
実際に働いてみて一番持っていて得なのはここだと思います。
・・・無理やりいろいろ絞り出した感が否めないですが、気にしないでください。
ちなみに、大手は宅建勉強会みたいなのが強制的にあるようで、業務時間中に資格学校に通わせてもらえるという話も聞きます。
一方で中堅~街の不動産屋は、
宅建を取ってる間に契約を取ってこい!このポンコツが!
となりがちですので、取るのをあきらめるか、スキマ時間で頑張るしかないです。
中には潔くあきらめて、宅建試験を毎年受けるフリをし、その時間はさぼってパチンコを打ちに行っているような猛者もいたりします。不動産屋のテンプレみたいな感じですね。
「契約してればそれでいい」っていう業界なんで、それがまかり通りがちなんです。(最近はコンプライアンスがうるさいので、そういった風潮は少なくなってきましたが)
とはいえ、持ってるか持っていないかで言えば、
宅建は持っている方がいいのは間違いなし
です。何故ならば、この業界に少しでもいるのであれば、
持っていないことのメリットは一つもないからです。
ちょっとでも勉強してるのであれば、1度頑張ればいいだけですし、教科書代とか費やした時間がもったいないので受かっちゃいましょう。
色々書いてきましたが・・・
この記事で何を伝えたかったのかは、私もよくわかってません。
読んでくれた皆さんにお任せのスタイルみたいなのやってみたかったんで、そういうことでお願いいたします。
では、また次回にて。