不動産屋のホンネ

この業界のお客様に見えないホンネの部分を中心に書いていきます。たまに普通のことも書くかもしれません。

車で物件を案内する際に不動産営業マンが思うこと

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皆さんこんにちは。

 

早速ですが、不動産屋の営業に必要不可欠なスキルがあります。

それは、、、

 

「車の運転スキル、それもタクシーレベルの実力」

 

お客様にいろいろなエリアの物件を見学いただく際に、これはどの不動産会社の営業マンに欠かせないスキルといっても過言ではありません。

運転することによってお金をもらうわけではないので、第二種免許が必要なわけではありませんが、少しでもひやひやさせる運転をしてしまったらかなり印象が悪いですし、

なにより、主要営業エリア周囲2駅程度の範囲は最低でも地図を頭に叩き込んでおかないと、本当にこの街の不動産に詳しいの?と疑問を持たれてしまう恐れが非常に高いからです。

道を覚えるという点では、この業界の者からしてタクシーのドライバーさんは本当にすごいと純粋に思います。隣の区の指定の交差点もすんなりとたどり着いてしまうのは尊敬します。

 

「別にタクシーで一緒に行って経費で落とせばいいじゃん?」

と、これまでタクシーで複数の物件を内覧したことのある方は思うかもしれません。

その経験がある皆さま、その会社は非常にいい会社(担当者)です。

街の不動産屋はそこまで潤滑な経費はございません。タクシーで快く物件に連れて行ってくれる不動産会社は、大手で経費で落ちるところか、自腹を切ってでも案内することで契約できると思われているお客様です。(そうでないところもあるかもしれませんので、関係者の方は悪しからず。)

 

ということもあり、基本的に車で物件のご案内をさせていただくことが非常に多いのが、この業界の現実でございます。

 

そして車でのご案内は、不動産の営業マンにとって、とても重要な時間なのです。

というのも、お客様のお家のご購入に関しての希望・考え方をヒアリングはもちろん、ふとした会話の中でプライベートの事柄で盛り上がることもよくあるからです。

筆者も数年前ですが、車内で好きなアイドルのトーク(しかも推しが同じだった)でかなり親密になり、今でもプライベートでも仲良くさせてもらっているお客様がいるのですが、

何か仕事の話以外で、一つでも共通点ができることは、お客様から「この人なら気軽に話しやすいな」と思ってもらえることに繋がっているように経験上思えます。

 

<ここからが現場の実態ですが・・・>

正直なところ、お客様にとって営業とウマが合うというのは、いい物件に巡り合うという最大の目的の中では、ごくごく小さなことかもしれません。

今までのお客様の中でも、すごいフィーリングがあったと思っていても、ほかの不動産屋が取り扱っている新着の物件に直接お問い合わせしてしまい(本気のお客様は不動産屋の担当者よりも頻繁に希望条件の新着物件を常に探しているためです)、知らぬ間に買っているなんてことも、少ないことではございません。

これはどうしようもありません。このような場合には私は素直にこれもご縁と思い、祝福の声をかけるタイプですが、以前と打って変わっていきなり横柄な態度をとる営業がいることも事実です。

そんな横柄な会社(担当者)は、利用しないほうがいいと周りに吹聴して回っていただけますと、少しずつこの業界はクリアになっていくのかなと思います。(完全に個人的な意見です)

 

いろいろと書きたいことが書いていくうちにあちこちに飛んでしまいました。ブログ初心者あるあるなのでしょうか。これから改善していければ改善していきます。

 

 

かなり脱線してしまいましたが、最初に私が書きたかったことは、こちらです↓

これまでの流れとは全く関係なかったです↓

 

「案内する物件の近くにあるはずの唯一の駐車場が、突然有効活用されてしまいアパートの建築が始まっていたとき、めちゃめちゃ困る」

 

これ、不動産屋の方で経験されている方は結構いると思っております。

まあ初めから路上駐車しまくりの営業スタイルの人は怖いものなしですけどね。

 

まとまりのない記事でごめんなさい。引き続きよろしくおねがいします。